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会員募集

平成18年度ジュニア海外使節団

平成18年度 山田町ジュニア海外使節団 行程表

派遣団員名簿

団長
山名 秀樹(山田中学校 教頭)
引率者
昆 秀樹(山田町教育委員会 上席副主幹)
佐々木宣男(山田町教育委員会 主事)

山田中学校2年生
伊 藤 美保子
川 部 紗 知
菊 池 綾 佳
近 藤 有 佳
清 水  学
西 舘 知 央
豊間根中学校2年生
佐々木 雄 麿
芳 賀 美 咲
山田高等学校2年生
笹 原  心
横 田 早地華

オランダの思い出~感想文~

二つ目の故郷、オランダ

山田町立山田中学校2年 清水 学

「あなたは、オランダが好きですか?」 ホストファミリーの家へ向かう車の中、緊張でガチガチになっていた僕に、お姉さんのレフィーが優しく声をかけてくれました。僕がすかさず、「はい。」と答えると、家族みんなが喜んでくれました。その笑顔で少しほっとしました。僕のホストファミリーは、お父さんのエリック、お母さんのゲリー、お姉さんのレフィー、そしてサンダーの四人家族で、とても親切で優しい家族でした。

家に着いてドアを開けると、大きな犬が僕めがけて走ってきたので、とてもびっくりしました。スプーキーという名のその犬は、なぜだか僕によくなつきました。その他にもサンダーの家では、猫2匹、ラット2匹、ニワトリ4羽と金魚をたくさん飼っていました。そのため、家はいつも賑やかでした。最初の夜は日本の話しとお土産で盛り上がりました。

ホームステイ最初の朝は眠かったです。緊張のため何度も起きてしまい、まったく眠れませんでした。サンダーが起きるのを待って、一緒に朝食と弁当を作りました。日本では、母親が朝食も弁当も作ってくれますが、オランダでは、自分の分は自分で作るのが当たり前。自分好みに作れるので、一段とおいしく感じました。また、お母さんの作ってくれるアップルムースはとてもおいしく、毎日、朝と夜に食べ続けました。学校へは、お父さんに車で送ってもらいました。この日は歓迎セレモニーと、CLZ校の姉妹校の見学、ザイスト城の見学などがありました。また、この日の夜には、サンダーの行っている音楽教室について行きました。サンダーはドラムの担当でしたが、あまりうまくありませんでした。が、サンダーはどこか得意気で楽しそうでした。

ホームステイ3日目。この日は初めて授業に出ました。美術の時間ではいきなり、「マンガを作って。」と言われて、とまどいましたが、どうにか作ることができました。数学の授業にも出ましたが、問題が英語なのでさっぱりでした。この日は、サンダーに友達を紹介されました。完璧な日本語であいさつしてくる人や、日本のマンガを知っている人などがいて、なんだか嬉しかったです。

この日の夕方にはお父さんに連れられて、戦闘機の博物館に行きました。とても楽しかったのですが、プラモデルのジオラマの中に、日本機が攻撃されているものを見つけました。とてもショックでした。日本とオランダの間には、悲しい歴史もあったのだということを、改めて感じました。そして、このオランダ派遣を通して日本のイメージが良くなればいいなと強く思いました。

ホームステイ4日目。この日はとても素晴らしい一日でした。この日の夜に、僕はサンダーの行っている柔道教室に連れていってもらいました。自分がオランダに行きたかったのは、オランダの柔道を知りたいというのが、一番の大きな理由だったので、とても嬉しかったです。が、いざ練習が始まると、少しがっかりしました。ほとんどの人が遊び半分という感じだったからです。負けてもヘラヘラ笑っている人が多く、まじめにやってないと思いました。しかし、一番強いと言われた子は、とてもまじめにやっていました。その子の他にも、三人ぐらいの強い人たちは、とても真剣にやっていました。これが本当だと思いました。やっぱりどこの国でも、本当に強い人は真剣にやっている。真剣にやっているから強いのだと思いました。黒帯の人にはあまり勝てなかったけど、とてもいい経験をすることができました。最後のあいさつを任されたことと、先生のヤスパーさんが、自分の道着に付いているものと同じワッペンをくれたのが、とても嬉しかったです。

ホームステイ5日目。今日は学校が休みだったので、みんなで買い物に行きました。ひととおり買い物が終わったので、ドム教会のドム塔へ登ろうとしたら、知央くんたちも一緒になったので、みんなで昇りました。階段を95mも昇るのは大変だったけど、頂上はとてもいい眺めで、とても楽しい一日を過ごすことができました。

その日の夜には、CLZ校でパーティーがありました。そこで僕は、柔道のデモンストレーションをする予定だったのですが、なんと、柔道着を忘れてきてしまいました。そのため、早也華さんに空手着を借りて柔道をしました。なんとか終わったと思ったら、飛び入りでサンダーと試合をすることになり、焦りました。あぶなく負けるところでした。その後、ソーラン節を踊って大盛り上がりの中、パーティーは終わりました。この日は疲れたので、家に帰ってすぐに寝てしまいました。

ファミリーと別れる日は、朝からとても悲しかったです。前の日に手作りのアルバムとCDをもらって、とても嬉しかったので、その分、別れる時の悲しさもとても大きかったです。バスに乗る時、レフィーが初めて会った日と同じことを僕に間きました。「あなたは、オランダが好きですか。」僕は今までの感謝の気持ちを込めて、「はい。」と言いました。その瞬間、涙があふれてきました。お母さんは、「あなたは、私の日本の息子だよ。」と言ってくれました。

僕はこのホームステイを通して大切な「家族」を作ることができました。次に会う時は英語をもっと勉強して、伝えきれなかった感謝の思いを伝えたいと思います。

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もう一つの家族

山田町立豊間根中学校2年 芳賀 美咲

私の家族は、ここ日本と、地球の裏側のオランダにいます。その家族と過ごした日々は10日間しかありませんでしたが、とても多くの思い出がつまっています。

私のホストファミリーはお父さん、お母さん、お兄さんのダーキャン、メーレルの4人家族です。

1日目は、心臓がバクバクしていて、話しかけられても「・・・Yes」や「No・・・」、しか言えませんでしたし、心の中では何が好きなのかなと思っているけど、声に出せなくて会話なんてできませんでした。しかし、夕食の時に、「これは好き?」とか「日本の学校には友達がいっぱいいるけど、明日行くCLZ校にはいないから頑張って来てね」などと話しかけてくれ、時間がある時にはオランダのボードゲームやトランプをして楽しませてもらいました。

2日目は、初めてのCLZ校へ登校しました。CLZ校は、とにかく広く、1人で歩いたら絶対と言っていいほど迷います。私はメーレルに付いて行くだけで教室に連れて行ってもらいましたが、周りの生徒たちは、よく迷わないなと感心してしまいました。ついに授業が始まりました。宗教を学ぶ授業だったのですが、交流会みたいになってしまい、「日本語で名前を書いて。」と言われたり、日本語のあいさつを教えたりしました。緊張して英語がなかなか理解できない私に、身振りなどで表現してくれて、結構、会話もできました。数学では、1から10までの数字を教えました。そしたら、すぐに覚えて発表していました。私もオランダ語を教えてもらいましたが、英語とは全然読み方も発音の仕方も違うので、私は覚えるのにとても時間がかかってしまいました。

家に帰ると、メーレルが日本の事を聞いてくるので、日本のお菓子を渡してみました。かりんとうや山田せんべい、ようかんなどです。山田せんべいを出した時「どうやって料理するの?」と聞かれました。そういう質問が来るとは思わなかったので、少し驚きました。

3日目も学校に行きました。英語の授業では、折り紙で鶴を折ることになりました。私が簡単と思う所でも「どうやるの?」という質問がたくさんありました。授業が終わるギリギリで全員の鶴が折りあがりました。みんなにこにこしながら「ありがとう」と言って教室を出て行きました。折り紙でこんなに喜んでもらえるとは思わなかったので、とても嬉しかったです。家に帰ってからメーレルとお母さんに折り紙を教えてあげようと思いました。他にもドラマという授業があって、体や顔で気持ちを表現するという日本にはないものでした。

家では夕食のあとメーレルに、“ゆかた”を着せてあげました。青いゆかたはメーレルにとても似合っていて、この色を持ってきてよかったと思いました。その後、だるま落としやけん玉をやりましたが、私よりうまく感心してしまいました。お母さんは折り紙が気に入ったらしく、12時ごろまで、やっていた時もありました。

土曜日は、ファミリーみんな休みでした。メーレルが、「乗馬をしに行く」と言ったので、私はそれを見について行くことにしました。乗馬をしているメーレルはとても美しくて、かっこよかったです。そのあと映画を見に行きました。映画が終わると、メーレルが、「解かった? おもしろかった?」と聞いてきました。なぜなら全てオランダ語だったからです。でも雰囲気で内容が理解できたので、「うん! とってもおもしろかった。」と言うとホッとしたようでした。その夜は学校でパーティーがあったので、料理を一つ作って持って行きました。学校に行くと、他のホストファミリーもいて、みんなとても楽しい時間を過ごしました。

日曜日は見学に行ったのですが、ほとんどの店が閉まっていて、日本ではありえないと思いました。その夜、お母さんが、「あと少しで日本に帰るね。」と悲しそうに言ってきました。私も少し悲しくなってきました。

ホームステイ最終日、日本人学校や日本大使館、マドローダムに行って、オランダは日本と姉妹都市が11もあることなどを学んできました。家に帰えると、お母さんは私のためにお米料理を出してくれたり、疲れているのに最後ということで、ボードゲームをしてくれました。私は、ここまでしてくれるファミリーにとても感謝しました。

別れの日が来ました。別れの時が近づくにつれ、ファミリーと過ごした日々が頭に浮かんできて、自然に涙がこぼれてきました。バスに乗っても涙は止まらず、ファミリーが見えなくなるまで手を振り続けました。

今回のオランダ派遣でいろんな人に支えてもらいました。その分、私の視野を日本だけではなく世界へと広げることができました。この貴重な体験で学んだことを、これからいろんな事に生かしていきたいです。

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山田町を代表する生徒の皆様

資料提供: 山田町教育委員会

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